大人のアレルギー

日本人の2人に1人は何らかのアレルギーを持っているといわれています。

今アレルギーがない人でも今後発症する可能性があるのだとか。

桜も満開で気持ちの良い季節だけど、くしゃみや鼻水、目のかゆみが止まらない。

2月から5月までのこういった症状は疑いもせずにスギ花粉だと思い込んでいる方も多いと思います。

私もその中の一人でした。実はそれ「ハンノキ花粉症」かもしれませんよ。

ハンノキとはカバノキ科に属する植物で、スギより少し早い1月から4月に多く飛散されます。

ハンノキ花粉症が厄介なのはりんごや桃などバラ科の果物や特定の野菜を食べると、口の粘膜や喉がかゆくなる口腔アレルギーを起こしやすいことです。

花粉に含まれるタンパク質と食物のタンパク質の構造が似ていると、食べたときに体に花粉が侵入したと認識して、アレルギー反応を起こすのです。

【果物】りんご・桃・さくらんぼ・キウイなど

【大豆】豆乳・豆もやしなど

【野菜】にんじん・セロリ・じゃがいも・トマトなど

【ナッツ】カシューナッツなど

これらの食べ物を食べて、症状が出るようであれば、一度アレルギー検査をおすすめします。

ちなみに、私はハンノキ花粉は陽性でしたが、食物アレルギーには該当しませんでした。

果物は熱を通す、花粉の飛来する季節には大量に上記の食べ物を摂取しないのも予防のひとつだとお医者さんに言われました。

花粉以外のアレルギーも多数あります。

ダニアレルギー 花粉のような症状が年間を通して現れる

小麦アレルギー じんましんや下痢、くしゃみや鼻水、呼吸困難 など

ヒスタミン中毒 サバ、イワシ、カツオ、アジなどの青魚を食べたときに吐き気や下痢を起こす

子供の頃は大好きで食べられたのに、大人になってから急に色々な不調が出て食べられなくなった方もいらっしゃると思います。

果物や小麦製品などを一度口にするのを止めてみて、再度口にした時に症状が出てしまったら、食事改善するのも良い方法かもしれませんね(^^)

 

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谷上智子(やがみともこ)